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Thursday, May 3, 2012

広井良典:創造的福祉社会



創造的福祉社会: 「成長」後の社会構想と人間・地域・価値 (ちくま新書)より気になった言葉

「現在の私達が直面しているのは、人類史の中での「第三の定常期」への移行という大きな構造変化」

「義務としての経済成長から解放され、各人の創造性が発揮され開花していく社会」

「コミュニティという概念を結節点として「福祉と環境と経済」あるいは「平等と持続可能性と効率性」が再定義され、それらが互いに相乗的な関係をもちうる」

「ブリコラージュ(日常の中での創意工夫)」

「多極集中」

「コミュニティ醸成型の空間構造」

「ゆるやかな、しかし巨大な「関係性の組みかえ」の時代」

「都市政策と福祉政策の統合」

Monday, April 23, 2012

Positive Welfare

ポジティブ・ウェルフェアとは、従来の「福祉」が概して貧困や病気、失業等に対する"事後的な救済"が中心で、その限りにおいて消極的ないしネガティブな性格のものであったのに対し、むしろ福祉を、「個人の潜在的な可能性や価値を"引き出していく"」という積極的なものとしてとらえる、という内容のものだった。
経済成長や生産の量的拡大といった一義的なベクトルから解放された状況においてこそ人々の創造性は多様な形で開花していくという理解は、人間一人ひとりが潜在的にもっている可能性や創発性が実現されていくことが「福祉」であるという把握とあいまって、「規範的価値と存在の価値の融合」という発想と呼応するのではないだろうか。
広井良典「創造的福祉社会」より

Sunday, April 22, 2012

幸福論

悲観主義は感情に属するが、楽観主義は意志である
フランスの哲学者アランの「幸福論」より

Sunday, March 4, 2012

311を復興とか反原発で終わらせない

ために、読んでみてほしい。
「反欲望の時代へ」山折哲雄×赤坂憲雄
「日本の大転換」中沢新一
「瓦礫の中から言葉を」辺見庸
今の政治や経済やマスメディアの枠を越えないと、問題は解消されないところまできているのだから。

Friday, May 27, 2011

読書記録

神殺しの日本 反時代的密語 (朝日文庫)(梅原猛)より
ニーチェは「人があるところのものになれ」という言葉を愛し、それを運命愛とよんだが、私も思いがけない運命が外から訪れたとき、それを抵抗なく受け入れた。
(中略)私がそのときなろうとした私は、それまでの私をはるかに超越していたが、そうなることによって私が私になったと言うべきであろう。もしも私があらかじめ自己をこういうものであると決めつけて、外からきたものを受け入れなかったなら、私は今より数倍も小さな私になっていたであろう。

続・資本論 (まんがで読破)
マルクスとエンゲルスの資本論第2・3部。
なのになぜか、今の状況が語られているように読めてしまうところがすごい。

Friday, April 29, 2011

伊礼智の住宅設計作法―小さな家で豊かに暮らす

沖縄出身の建築家、伊礼智氏の
伊礼智の住宅設計作法―小さな家で豊かに暮らすから

...「設計って外をどれだけ取り入れるかでしょう?」とおっしゃったのは哲学者の野矢茂樹さん。(中略)外部からやってくる光、熱、風や香り、音やコミュニケーションのどれを取り入れて、どれを拒絶するかが設計であると……。豊かなものはみんな外部からやってくる、外部に閉ざした人は豊かになれない。豊かな住まいは外をどれだけ取り入れるかにかかっていると解釈しました。その話はとても新鮮に感じました。...

Sunday, April 17, 2011

経済成長なき社会発展は可能か?

経済成長なき社会発展は可能か?――〈脱成長〉と〈ポスト開発〉の経済学セルジュ・ラトゥーシュより

成長という幻想が、自然や貧しい人々からの窃盗を隠蔽し、資源の欠乏を創り出しているのに、それを成長と偽っている
ヴァンダナ シヴァ(食糧テロリズム)


幸福な人は抗欝剤を消費しないし精神科医の診察を受けることもない。自殺をしようとも思わないし、商店のショーウィンドーを壊すようなこともしないし、高価で役に立たないものを丸一日かけて買うこともない。つまり社会の経済活動には少ししか関わらないのである。
エルヴェ ルネ マルタン

あらゆるビジネスと宣伝広告活動は、生産物の山に埋もれた世界の中で需要を創出することを目的とする。そのためには生産物をより迅速に流通させて消費する必要がある。つまり大量のゴミを矢継ぎ早に製造し、ゴミ処理活動をしてゆかねばならないのだ。
ベルナール マリ

消費社会が悪魔の輪舞を踊り続けるためには三つの要素が必要である。消費欲を刺激する宣伝広告、消費手段である信用貸し付け、そして需要を更新するために生産物を短いサイクルで計画的に使用不可能とすること、である。